恐ろしい程の愛妻家&子煩悩。

その外見の麗しさと能力の高さと紳士さで、職場の女性達の憧れの的だが、女性に声を沢山かけられるも、

自然に自身の妻に惚気てしまうので、出会って惚れて会話して失恋してしまう女性が沢山出ているのは、彼の知る所ではない。

 

華やかに見える彼の出生は特殊にて、自身が幼い頃、記憶が無い頃から既に両親を事故で亡くしている。

養護施設で育ち、養護施設の管理長であったクリフ=アンダーソンに育てられた。

外見の良さから、色んな人達のあらぬ期待に常に晒され、そのプレッシャーと常に戦ってきた経緯がある。

義父が、身の潔白を証明せざる得ない仕事をしていたからか、義父であるクリフの脚を引っ張らぬようにと自身も潔白を良しとし、

他人にも無意識にそれらを求めてしまう所があった。

 

ＦＢＩに入りたての頃、同時期に謎の経緯でＦＢＩで働いていたソル=バッドガイ（フレデリック=マーキュリー）の素行の自由さに腹を立て、

出会い頭しつこく突っかかっていた時期があったが、色んな事を経験し、その想いは自身のコンプレックスから来てるものだと理解し、

ソルの行動に口出しする事はなくなった。

 

その時は、まさか、ソルが自分の義父になるとはつゆとも思ってはいなかった。

その頃の付き合いから、ソルからは、偶に今でも「ボウヤ」と呼ばれて眉を潜めたりしている。

 

改めて、口に出していう事はないが、自身と息子であるシンとの折り合いが悪かった時に、シンの面倒を見てくれた事に感謝している。

しかし、シンの素行がソルに似通ってしまっている事は、ちょっとした頭痛の種になっている。