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すれ違う想いとは裏腹に互いの身体は愛を囁く。

R-18

 

バスローブを上からかけられてる姿だけで、ソルさんに抱えられながら寝室に呆気なく運ばれて、

この流れだと当たり前なんだけど、ベッドの上に下ろされて、そのまま軽く押し倒された。

この寝室のベッドは私達が使わせて貰ってるベッドよりもサイズが大きく、多分、ソルさん用にカイさん達が用意したのかな?

とは思ったけど、その真意はわからない。

ドキドキし過ぎて心臓が煩い…、心から好きだと思える相手とこんな一夜を過ごす事は私の長年の夢であった筈なのに、

心は未だに晴れずに、寧ろどうしようもない気持ちで溢れて泣きそうになるのをなんとか堪えた。
私の何とも言えない表情と不意に零れた涙を、顔色を変えずに優しく拭ってくれるソルさんのお顔を見上げれば、

まるでそれが私からの合図と察したのか、そっと優しく口付けをされる。
先程の状況が分からず強引に唇を奪われる行為より、私の頭を撫でながら、優しく啄むように口付けされる事の方が今は心が痛い。

この行為は、私が発症した“異常な病”を収める為に行われてる。
この意味を常に心に留めて置かないと、私は呆気なく“勘違い”しそうで…今にも心が張り裂けそうになる。
口付けしながら、不意に胸に触れられて、私は先程の母乳の事を思い出して、慌ててソルさんの手を止めた。

「…ダメっ!今此処で胸触るのは…そのっ…、ベッド汚しちゃいますからっ…」

私の訴えに、今からもっと汚れるだろ、気にし過ぎだ。と語るソルさんに、でも嫌なんです…お願いしますから…と、必死に訴える。

ソルさんは少し考えた後、先程私にかけていたバスローブを手元に引っ張り、

私の身体を起こしバスローブの袖を通して着させ腰紐をキュッと結んだと思ったら、私の体をクルッと回転させて、

後ろからバスローブ越しに私の胸を触り、これなら文句無いだろ。と溜息を付いた。

「そ、そんな意味では…!?」

そう言ってる最中も、揉みしだかれた私のおっぱいの先端からは、何か出てる感覚を感じて変な気持ちになってくる。
バスローブが染みて少しだけ甘い香りが立ちこめて、私は余りに恥ずかしくて涙目になってしまう。

「…ったく、まどろっこしい」

そんな言葉を私のうなじに歯を立てつつ呟いたソルさんは、バスローブの中に両腕を入れ、

後ろからおっぱいを揉みながら、乳首をギュッと摘まんで、何度も何度も指先で刺激をしてくる。
その行為の快感に私は思わず背中がそって、身体をビクっと戦慄かせてしまう。

「ひゃッ?だ、だめぇ…ッ…!あっ、ふぁっ!?…ッん゛ーっ♡♡♡」

両方の乳首の先端が容赦なく、ソルさんの指先で適度な強さでクリクリされて、気持ち良すぎて声が出てきてしまう。
その最も、ピュッピュッと出てる母乳を感じて、その恥ずかしさも相まって、ドンドン変な気持ちになって止められなくなる…
首だけ後ろに向いて、ソルさんに必死に、

そんなの…ダメ…ッ!…わたし…変に、変になっちゃう…!!と訴えても、案の定軽く聞き流されてしまう。
寧ろ首だけを後ろに向いた事を利用されたのか、そのまま顎を掴まれ唇を奪われ口内も容赦なく舌先でまぐわされて、

気持ちよさと苦しさで呼吸がままならなくて、ずっとソルさんの胸板を叩き続けた。
やっと唇を離してくれた時には、私の意識は少しばかりおかしくなってたと思う。

「…発情期っつうのは、ダテじゃねえみたいだな…」

胸の刺激とキスだけで、グズグズの私の表情を見て、ソルさんは感嘆とそう呟く。

「…もう、良いだろ」

そう言いながら私をベッドに押し倒し、そっと両脚を上げ、膝裏に手を添えて、開脚される。

「凄ぇグズグズだが、クソ狭いな…」

私の秘部にソルさんの指先が触れる…。始めは中指、次は中指と薬指と増やし、

最後には中指、薬指、人差し指と増えたモノが、私の膣壁を刺激して、その指の動きだけで軽くイケる程に開拓されていった。

「…エルフェルト……判るか?…テメェの中、スゲェ事になってやがる…」

「…そ、そんな事っ!?…い、いわな…いでくださ…!!ん゛♡♡
ん゛ッ…ぁ…あ゛しょれッ…きもち…いいの…ぎもちいい゛ッ♡♡♡」

ソルさんの指の抜き差しだけで、何度も何度も中がキュンキュンして頭が真っ白くなって、何度もどこかに飛んだ感覚に陥ってる。
そんな快感に溺れまくってる私を見つめるソルさんからの視線が怖い…。

まるで本当に食物連鎖で捕食者の獲物にされるみたいなそんな感覚。

その鋭い視線からの伝わる興奮状態に、何故か私の身体はゾクゾクしていて、

自身のトロトロになった秘部の陰唇を己の指先で開き、無意識にソルさんに見せ付けながら呟いていた…。

「…“此処”のきもちいいが…止まらな…っ…」

何か秘部の上側、触れればビリッと快感が走る場所に自身の指が差し掛かり、無意識にクリクリと弄る動作を止められない。
ソルさんは一瞬固まり、驚きの視線を向けるも、
次の瞬間には何か含んだ笑みを浮かべて、…そのまま没頭してろと私の頭をそっと撫でさする。

ヤダ恥ずかしい…!!止められないとうわ事のように呟く度に、ソルさんが優しく私の名前を呼び、褒め、

髪を梳くように優しく何度も頭を撫で、私の行為を肯定してくれた。
その直後、ソルさんは私の両方のおっぱいの先端部分をキュッと摘みクリクリと刺激を与えてくる…。
その刺激で思わず腰がガクガクと小刻みに震え身体が弓なりになり、

私は…想い人に見守られながら初めて自慰行為で“イった”のだった。


生まれて初めて味わった性的快感(オーガズム)の余韻で蒸気させてベッドの上でくったりとしていたら、

次の瞬間、突然腰を鷲掴みされ両脚をひっくり返されてしまう。
またもや恥部がソルさんの眼下に晒されてる…そう思うと恥ずかしさで思わず目をギュッと瞑る。
ソルさんのモノがトロトロの私の入り口に這わされた。

吃驚して目を見開くと、それが合図かのようにそのまま中に押し挿入っていく。

何かを引き裂いて挿入ってくる感覚​…
物凄い痛さを感じて腰が引け、涙を浮かべて唇をかみしめていたら、

私の頭を撫でながら、気を紛らわすように口付けをしてくれた。

その一つ一つの仕草に感極まった気持ちに苛まれて、

ソルさんにひたすら、好きになってごめんなさいと訴えて泣きじゃくり、

今だけでいい…貴方をください…無意識にそんな事を言ってしまっていた。

​​「…何か勘違いしてやがるみたいだが、俺が“そうしたい”からそうしているだけだ。テメェの意思なんぞ知るか…」

​そう言いながら、涙でぐずぐずの私の顔を舐め、
余計な事考えるな、今に集中しろ。

そんな言葉を耳元で囁かれた。



 

 

 

 

 

 



◇◇◇◇◇



 

 

 

 

 

 

 


先程から、私の中にソルさんのモノがタンタンと一定のリズムで出入りしているのを感じ取る…。

その度に意識を錯乱して、その波が引いた後、じっと貴方の視線を追った。

「……どうした?少しは落ち着いたのか?…ま、こりゃ、何度もイき過ぎた反動ってヤツだな。今は中も落ち着いてやがる」

不意に言われた言葉に私は頬がひたすら暑くなるのを感じ取って、慌てて顔を背ける。
そんな事言わないで下さいと…か細く呟いて、顔を隠せば、

「…今更かよ、俺はもうお前の身体の形やエロい言動、テメェの中の総ての“味”を…大脳皮質に刻み込んじまった。

…こんなもん…ッ…どうにかなっちまうだろ……ッ…」

その言葉をキッカケに先程の一定のタンタンとしたリズムが強く、力強く激しくなっていく…
ソルさんの呼吸の乱れと、私が羞恥心によって快感に飲まれるタイミングはピッタリだった。

「…は、ぁ、ぁああ…ん゛ぁああ!!」

先程から“イきすぎて”自分の腰辺りの“骨盤が開いてミシミシと動く”様子が分かってしまう。
腰の引き吊る感覚に「ダメっ!!これ以上はダメぇ!!」と訴えるも、私の“中のうねり”に没頭しているソルさんは、

先程より早めの一定のリズムで、降りてきた子宮の入り口をノックし続けて、私の言葉は空に通り過ぎてってしまう。

後背位の体制からギュッと抱きしめられ、ひたすら耳元で私の名を何度も何度も呼び、至る所にキスをされる。
いつの間にかバスローブがはだけさせられて、晒された二つの胸の先端も乳房と一緒に揉みしだかれ、

揉まれてピンと立った乳首からは白い液体が溢れてベッドに染み込んでいった。

全身隈無く与えられる快感や、まるで“私を愛おしい”んだと勘違いしそうになる貴方の吐息や声色に、

酔って溺れて私も段々狂わされておかしくなっていく…

「ソルしゃ…ッ、らめ…ッ、わたっ…わたしっ!!!またイッグッ!!イッ…グのぉおお゛ッ!!!…んお゛ぉあ゛ぁあ゛ッ♡♡♡」

 

 

「…エルフェルトッ………エルフェ…ッ…!!!」

私の名を幾度も繰り返しながらブルルと腰をわななかせ、苦悶の情で避妊具越しに中に放つ貴方の表情はひたすら色っぽくて…
只でさえのぼせているのに、身体がまたキュンと熱くなってしまう。
そんな私の反応は、まだ私の中に居たソルさんには筒抜けで…


「………まだ物足りねぇって面だな…」

放った後の気怠さをまとったソルさんに、そっと頬を撫でられて、その刺激にもビクッと身体が反応してしまう。

「ち、違いますっ、これは…!」

顔がひたすら熱くて、恥ずかしくて涙を浮かべてしまう。

「先程も“違う”と言っていたが、何がどう違う?

…いい加減素直になりやがれ。“俺が欲しいんだろ?”
テメェのこの唇でもう一度聞かせろ…」

ソルさんの欲が絡んだ鋭い視線、そっと唇に触れられ
私の胸がギュッと締めつけられる…。でも、“もう一度”って…?

「そ、そんな事っ!?…わ、私っ、言って!?」

「…ったく、カマトトぶってんじゃねぇよって言いたい所だが、あん時は興奮状態で頭おかしくなってたって事か…
…いや、物の試しだ。今…“俺が欲しい”と言ってみろ」

「え!?…そ、そんなの…だ、ダメですよ…
私っ!!これ以上貴方に自分の恥ずかしい所見せたくありませんし…」

「性的干渉してる時点で互いに恥も何もあったもんじゃねぇだろうが」

「そ、そうですけど…でもっ、これ以上羞恥晒して貴方に嫌われたらって思うと…。

…だからっ、もう…これ以上はっ…」

思わず涙目で必死に訴えた内容に、ソルさんは何故か神妙な表情を浮かべた後、軽く溜息をついてこう呟いた。

「成程な…、そうゆう理由かよ。…エルフェルト、こっち向け。」

「…え?」

必死に顔を伏せて隠していたのに名前を呼ばれて、無意識に呆気なく貴方の言葉に従ったら顎を掴まれ、

先程から幾度となくされていたディープキスをされて、私は身体を強ばらせてしまう。

私の顔を貴方の両手で掴まれ…、舌を容赦なく絡め取られる…
舌裏から喉の奥まで舐められ、私は思わず身体をびくつかせてソルさんのされるがままで、
今日されたキスの中で一番濃厚と気づいた時には、半分自身の意識が溶けてしまって、

力が抜けていつの間にかソルさんに私の体重を預ける形になってしまっていた。
身体が崩れて、ソルさんのお顔から真下になり、どんどんソルさんからの溢れる唾液を私は無意識に呑み込み、

飲み切れない分が自分の唇からこぼれていくのを肌で感じ取る。
離された時に唾液の糸が何本も視界に映って、頬が熱くなった。

そんな私の意識とは関係なく脱力した私の身体を支え、頬を撫で、「今の気分はどうだ?」と語り掛けてくるソルさんに、

私は思わず「な、なんで…」と質問に質問返しをしてしまう。

「ったく、テメェは案外鈍い質だぜ…。いいか、これだけは知っておけ。

接吻なんぞ、不快感しか感じない奴とは出来る訳がねぇ。

口内は下手したら下半身より数多くの細菌が繁殖している、そんなもん不快な奴とするか。
その感覚は“テメェら”の方がよく理解出来るだろ。“生理的に無理”って言葉でな」

「で、でも、殿方達は夜のお姉さん達の元に行くじゃありませんか!!女性よりその辺の感覚が違うんじゃ…!?」

「他の野郎はどうだか知らないが、夜の女に口内接吻なんぞするか。アイツらこそ、何の菌飼ってるか判りゃしねぇ」

「そ、そうなんですね…そうゆうモノ…なんですね…?

というか、ソルさんは、そうゆうお店行った事…あるんですね……」

「ああ゛!?…テメェは、俺が一体“何年生きてる”と思ってやがった!」

「そ、そんな事分かってます…分かってますけど…、なんか…少しだけ嫌な気持ちというか…モヤっとするというか……。
あ゛っ!?今のは…わ、私が言えた立場じゃないので、忘れて下さいっ!!!」

物凄く恥ずかしくなって、ソルさんの元から離れようとしても離してくれなくて、必死に暴れて訴えても、

相変わらず聞く耳を持ってくれない。

「は、離して下さいっぃいい!!顔見ないでっ!!!」

「知るか。俺が見たいもんを勝手に見るだけだ」

「ソルさんの意地悪っ!!!酷いッ!!」

「…何とでも言え」

「な、なんで笑ってるんですかっ!?私の顔、そんなに面白いですかっ!?」

「さぁな、気分が良いだけだろ」

「き、気分が良いだけって…」

「先程の“発言”といい、目の前の女が、案外欲望に忠実だっつう事が判ったからな」

「そっ!?…そんなんじゃ…!?」

「…エルフェルト、いいから素直になれ。
テメェは“俺が欲しくないのかよ?”お前が素直になれば、遠慮なく“俺を総てテメェにくれてやる”」

「く、くれてやるって…!?一体どうゆう…」

ソルさんの真意が判らなくて戸惑ってしまう私に、いいから言ってみろ。と私の肩を後ろから抱き締めながら耳元で囁かれる。

「…そっ、そんなおこがましい事言えないですよ…
わ、私は…その…全部じゃなくてもいいんです…貴方の欠片をほんの少しだけお裾分けしてくれたら…それで良いですから…」

「…ったく、此処は素直に全部欲しいと言っておけ…。

あわよくば全部手に入れられるかも知れねえじゃねぇか」

ソルさんは呆れ顔でそう語っていたけど、これが私からの精一杯だった。

「…ま、俺が先にお前を完墜ちさせちまえばいいだろ」

「…へっ!?」

「という事だ。…覚悟しやがれ。」

ソルさんからの宣戦布告に私は驚き過ぎてすっとんきょんな声を荒げてしまっていた…。





◇◇◇◇◇





俺のモノを旨そうに加え込み、幾度もガクガクと身体を戦慄かせるコイツの身体ももう一度持ち上げ、体制を変える。
うつぶせにさせ腰を持ち上げれば、目の前の枕にしがみつくようにうなだれて顔をつけた。
最早抵抗する気力は無いのか、されるがままグッタリと力が抜けている。パァンと一突き挿入を開始すれば、

その反動でビクッと背中を仰け反り、此方の腰の動きに合わせ枕越しからぐぐもった嬌声が聞こえて来やがる。

ビク、ビクと中を戦慄かせ軽くイきやがるエルフェルトの背中に舌を滑らせ幾度も幾度も噛みつき、己の証を刻み込む。

「…ッ、こんなもん…“夢の中”とは比べもんにもならねぇだろ…」


中の具合の余りの良さに、思わず呟く…。

先程、俺に『酷い』と俺に問い詰め罵りやがった目の前の愛い女が、己に組み敷かれ、

快感に溺れる姿に舌なめずりをしてしまう。

「身体目当てだと?…こんだけ中が善けりゃ“それだけ”で十分釣りが来ちまうだろうが…」

俺の語りなんぞもはや聞こえてるか定かではない目の前の組み敷いている女の背中にそっと自身の指先で撫でさすったならば、
感じたのか、“中”がギュッと締まり、急な快感に己の歯を噛み締めた。

「…あ、あ…ぁあ゛…♡♡

そるしゃんッ…オグッ!おくでまたいっちゃ…!! イッグっ、またい゛ッちゃう゛のぉおッ!!!
あ、ああ…あ!!…らめ、イクイク……イッグぅううーッ♡♡♡」

先程から小刻みにしつこく子宮の入口ばかりを小突き倒せば、目の前の俺の『愛い奴』はその快感に素直に溺れ、

後背位から無理矢理視線を此方に向け、俺の名を呼ぶ。
中が案の定締まり、その度に幾度となく俺の名を呼び続ける目の前の存在に、

避妊具越しに欲望を吐き出すと同時に、耳元で自身が秘め続け、

金輪際語る事は無いだろうと思われた“自身の想い”を無意識に吐き出してしまっていた。

己の欲望を全て吐き出し終え落ち着いた後…顔が見たいと訴えた奴の体制を、

うつぶせの後背位から正常位に挿入したままひっくり返せば、エルフェルトは無言で俺の首筋に両腕を回した。
そのままそっと一度触れるだけの接吻を施された後、俺の顔を真っ直ぐ見つめ、如何にも泣き出しそうな表情でふわりと笑う。

「エルフェルト…」

「ソルさん…ダメ!…今は何も言っちゃダメです!…魔法が解けちゃいますから…
だって……こんなの…こんなのおかしいじゃないですか…!
ソルさんが…私の事…“愛してる”だなんて…」

言葉に詰まり、まるで海の水面のような瞳を水分で溢れさせ、ボロボロと滴るモノを零し、泣きじゃくる女の涙をそっと拭う。

「…ハッ、確かにな………

テメェにとっちゃあ、コイツはあくまでも“夢の中”という体(てい)にしたいっつう事かよ。
…いいぜ、安心しろ。

目覚めた後は総て“夢の跡”として片付けといてやる…」

「え…、ソルさん…?」

「………、“目覚める”まで、付き合って貰うぞ。」


そう呟き、俺は目の前の女に覆い被さる。

月明かりは、既に天に差し掛かっていた…。

 

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