DORAGON
DOES
HISUTMOST
TO HUNT
RABBITS
D
oragon
rabbits
&
R
所属:半国営研究機関応用法力学研究室
専攻分野:素粒子物理学
研究分野:法力エネルギー物理学
本名:フレデリック=マーキュリー。
リングネーム:ソル=バッドガイ
国営の法力科学研究機関に務める科学者。
主に、エネルギー法力を専攻している。
上司であり長年の相棒である、ギア細胞の第一人者、飛鳥=D=クロイツによってギア細胞を投与された唯一の人間である。
ギア細胞は、クロイツの定めた幾つかの規定によって、国の研究機関では極秘扱いとなっている。未だに研究は続いている。
その研究を手伝うと共に、自らが被検体として、国で極秘扱いに認定されている。
恋人アリアが20世紀の科学力では不治の病と評されていた“TP感染症”にかかり、その病気を打ち勝つ為に、ギア細胞を投与するべく説得を試みるが、
ギア細胞のまさしく、不治になってしまう特性にアリアは投与を拒否、一人だけ長生きして取り残されるくらいなら、あなたの腕で亡くなりたい…。
そう語る恋人を一人にはさせないと、自らギア細胞を投与する事を選び、世界で唯一ギア細胞を体に取り込んだ人類一号となる。
結局アリアはギア細胞を体に投与する事は無かった。この時点で、フレデリックとの子をお腹に宿してる事を、検査にて判明したからである。
母親の母体にギア細胞を投与すれば、子供にどのような影響が起こるかわからない。フレデリックは子供を諦めるようアリアを説得するも、アリアは頑なに首を縦にふらない。
自分の夢は家族を得る事。
お腹の子は、私の願い。
産んだら自分の命が消え去るかもしれない。でも、私の代わりにこの子があなたの側に居てくれるなら、私は何も怖くない。
そう言い切る彼女を説得するのは、不可能だった。
そうしてアリアは、フレデリックとの子を出産。それは、まさしく皮肉にも、寒さ舞い散る12月25日、Xmasの夜だった。
子を産んだ後、徐々に体が弱るアリアと笑顔ふりまく娘の姿。アリアは彼女に「ディズィー」と名付け、そのまま息を引き取った。
それは年越し前の出来事だった。
アリアが居なくなった事でフレデリックは暫く荒れに荒れた。だが、それをアリアとの娘であるディズィーが和らげていく。
暫く親子二人で生活を重ね、ディズィーがハイスクールに差し掛かる時に、事が起きた。
とある組織がギア細胞を欲し、ギア細胞を唯一身に宿す者の娘であるディズィーを攫うという事件が勃発する。その際、若くしてFBIに所属していたカイ=キスクがディズィー、彼女を窮地で救い出した。その後カイとディズィーは、お互いに一目惚れの末電撃結婚。
ギア細胞の活性化による破壊衝動をなんとかする為、その力を合法的に使う仕事を模索していたフレデリックは、一時期、国斡旋にて秘密裏にFBIに所属していた事があるが、肌に合わなくすぐ辞退。
その際に知り合いとなった面倒臭ぇ坊や(フレデリックによく突っかかって来た)とまだ16歳になったばかりの自分の娘がいきなり結婚したいと挨拶に来た時、フレデリックの血圧ボルテージは最大になり、ちょっとした騒ぎになったのは言うまでもない。
その後、カイとディズィーの間に息子が誕生、フレデリックは、齢40歳にて祖父となる。
その頃には、ギア細胞の破壊衝動をなんとかする為に、副業として、総合格闘技で覆面レスラーとして仕事し始める。(ギア細胞抑制の為だと、上層部は知っているが、表面的には国営お抱えの科学者は副業はアウト)
その後、シンがラムレザルとエルフェルトを自宅に連れてきて、色んな事が重なり、このヴァレンタイン姉妹の義父になる事を選ぶ。
ギア細胞の影響か、外見年齢は20代後半から30代前半に見られる。